マイクロソフト(本社:東京都渋谷区)は2001年5月29日,Windows 2000に適用する修正モジュール集「サービスパック2(SP2)」の日本語版を6月1日から配布すると発表した。同社Webサイト(該当サイト)から無償ダウンロード可能にする。

 また同サイトで,ユーザーの実費(1050円)負担によるCD-ROM送付サービスの申し込みを受け付ける。このほか,コンピュータ雑誌の付録CD-ROMにSP2を収録するという形で提供する。

 SP2は,Windows 2000の発売後に発見されたバグやセキュリティ・ホールを直すための,修正モジュールを集めたもの。個々の修正モジュールはすでに同社Webサイトで提供済みだが,SP2を適用するとこれらの修正モジュールを一括して適用できる。SP2では2001年5月1日までに提供した,501件の修正モジュールを含んでおり,ダウンロードするファイルの容量は約170MBとなる。

 なお同社では2000年9月から日本語版のSP1を提供しているが,SP1で提供されていた修正モジュールはSP2にも含まれており,SP2を適用した後にSP1を再度適用する必要はない。

(金子 寛人=ニュース編集部)