この半年の間に,ユーザー企業でのWindows 2000の導入が大きく進んでいるようだ。このほど日経Windows 2000がWebサイト上で実施した「Windows NT/2000に関するアンケート調査」で明らかになった。

 調査結果によると,最も多く利用しているクライアントOSがWindows 2000 Professionalと答えた企業ユーザーは,回答者全体の34.4%。昨年9月に実施した同様のアンケート調査(該当サイト)では4.5%だったので,大幅に増加していることになる。

 反対にWindows 95の利用は激減している。9月の調査時には利用率が37.2%だったが,今回の調査では11.7%まで落ち込んだ。

 サーバーOSについてもWindows 2000の導入が拡大している。回答者の44.3%がWindows 2000 Serverを利用中と答えた(昨年9月の調査では15.6%)。

 今回のアンケートの調査期間は3月21日から27日までの7日間。1281人から有効回答を得た。このアンケート結果については,日経Windows 2000 5月号の特集「Windowsプラットフォームの現在と未来」の中で取り上げ,解説している。

菅井 光浩=日経Windows 2000

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