InstallShield Java Editionは,Windowsアプリケーション用インストーラを作成するツールとしてはもっともポピュラーなInstallShieldのJava版。ウィザードの質問に答えていくだけで,簡単にインストーラを作成できる。開発環境,作成したインストーラはともにJava VM上で動作する。
アプリケーションの配布方法は,classファイルの形態によるJavaアプリケーション,アプレットを用いたHTMLファイル,自己解凍ファイルの3種類。Javaアプリケーションに限らず,スクリプトやHTMLドキュメントなどプラットフォームに依存しないものをインストールする場合には利用する価値がある。マルチプラットフォームへの対応を特徴とする一方で,アイコンの登録やレジストリ・エントリの作成などWindowsプラットフォームに特有の機能もサポートしている。