富士通は2005年1月7日,企業ユーザー向けのデータベース管理システムの新バージョン「PowerGress Plus V2」を出荷開始した。PowerGress Plusは,オープンソースのデータベース管理システムPostgreSQLと,富士通のデータベース・エンジンSymfowareを組み合わせた製品。PostgreSQLのAPIやコマンドをそのまま使えるのが特徴。

 新版では,2003年11月に公開されたPostgreSQL 7.4の新機能を取り込んだ。製品には,Windows 2000 ServerやWindows Server 2003などで動作するWindows版と,Red Hat Enterprise Linux AS/ESで動作するLinux版がある。価格は9万1000円(サポート・サービス1カ月ぶんを含む,税別)から。

(日経ソフトウエア)