情報処理学会は6月28日,東京電機大学の神田キャンパス(東京都千代田区)で「Winny事件を契機に情報処理技術の発展と社会的利益について考えるワークショップ」を開催する。参加費は無料。情報処理学会員でなくても申し込んで参加できる。

 同ワークショップは,ピア・ツー・ピア(PtoP)技術や著作権法の運用の現状を踏まえ,今後のPtoP技術の方向性を探るもの。5月10日に,ファイル共有ソフト「Winny」の作者,金子勇氏が逮捕されたことから,緊急イベントとして企画された。

 PtoP技術の動向,Winnyの機能と構成,不正コピー防止技術といった技術的観点だけでなく,日米におけるPtoP技術をめぐる裁判の動向など法律の観点からも各分野の専門家による発表がある。

 参加希望者は,件名(subject)を「緊急企画ワークショップ」とし,名前,勤務先名,所属名,(勤務先/自宅の)住所,電話,FAX番号,メールアドレスなどを記して,jigyo@ipsj.or.jp 宛に申し込む。詳しい問合せ先は,こちら

 定員100名で参加募集を締め切るので,興味のある方は,すぐにでもメールしてみてはいかがだろうか。

(日経ソフトウエア)