開発環境が備えるウィザード機能により,対話形式でアプリケーションの仕様を定義して,Webアプリケーションを開発できる。生成したコードはHTMLによる表示(プレゼンテーション)部分と,処理(ロジック)部分に分離しているので,メンテナンスや配布が容易だという。標準で用意するサンプル・アプリケーションをカスタマイズしてそのまま利用することもできる。開発したアプリケーションには,ユーザー名およびパスワードによる認証と,ユーザーごとのアクセス権を設定するセキュリティ機能を盛り込める。データソース・ウィザードを利用することにより,SQL Server,Oracle,DB2,MySQL,Microsoft Accessなどのデータベースへの接続が可能。コーディングをせずに,SQLクエリーを作成できる。対応するWebサーバーは,Apache,Microsoft IIS,IBM WebSphere Application Server,BEA WebLogicなど。
CodeCharge Studioの価格は,パッケージ版が8万9800円(税込み),ダウンロード版が7万9300円(同)。動作OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP,対応WebブラウザはInternet Explorer 5.5以上である。東京大学の学生ベンチャであるアシアルは,生成言語をPHPに限定したPersonal Edition PHP版も販売する。PHP版の価格は,パッケージ版が4万4900円(同),ダウンロード版が3万9900円(同)。
(日経ソフトウエア)