日本コンピュウェアは3月23日,Javaアプリケーション用の性能解析ツール新版「DevPartner Java Edition 3.0.2」(英語版)の出荷を開始した。価格は19万8000円。日本語版は未定である。

 プログラムの処理時間をメソッド単位で調べ,ボトルネックとなっている処理を見つけ出す「パフォーマンス分析」,Java仮想マシンのヒープ・メモリー利用状況をリアルタイムで監視し,メモリー・リークの発生などを見つけ出す「メモリ分析」,テストされていないコードを見つけ出す「カバレッジ分析」などが可能。サーバー・アプリケーションのテスト・データをリモートで収集・分析することもできる。

 Webブラウザをユーザー・インタフェースとしているため開発ツールには依存しないが,同社のJava開発ツール「OptimalJ」はメニューから本製品を起動できる。サポート対象外なものの,オープンソースの開発ツール「Eclipse」用のプラグインも用意した。このプラグインを利用することでEclipseのメニューから本製品を起動できるようになる。動作OSはWindows 2000/XP,Windows Server 2003,Solaris 8/9,Red Hat Linux 8.0/9.0。このほか同社では,AIX 5.1/5.2とHP-UX Release 11iについても検証作業を進めている。

(日経ソフトウエア)