アイザックは12月1日に,Webベースの勤怠管理システム「おまかせ勤怠」を発売した。同システムの特徴は,クライアントであるWebブラウザ(Internet Explorer)上で,Windowsアプリケーションと同等の見栄えや操作性を実現していること。開発には,「リッチ・クライアント(rich client)」を実現する開発ツールである「Curl」(販売はカール・アジアパシフィック)を利用した。Curlプログラムは,Webサーバーからダウンロードしてブラウザ上で実行する形態をとる。Curlで開発した業務アプリケーション・パッケージは国内で初めてだという。

 アイザックが発売した「おまかせ勤怠」は,出退勤時刻管理,年休や代休など各種申請,上長による承認,フレックスなど各種勤務形態への対応,といった勤怠管理システムに必要な機能を一通り備える。CVSファイルを経由して外部システムとの連携もできる。サーバー側の動作環境として,Linux,Apache,Tomcat,PostgreSQLが必要。価格は100人までは50万円,200人までが75万円,500人までが100万円など。こちらのサイトでシステムのデモを見ることができる(ただし,デモを実行するにはサイトの指示に従ってCurlの実行環境をインストールしておく必要がある)。

(日経ソフトウエア)