マイクロソフトは,MSDNドキュメント(オンライン・ヘルプ)の修正パッチをWebサイトで提供している。これまでマイクロソフトがMSDNドキュメントの修正をするのは,3カ月に一度の定期的に新バージョンを配布するタイミングのみだった。既存のドキュメントに対する修正パッチを配布するのは異例のこと。

 提供されているのは,MSDN会員向けに配布された2003年10月号用,Visual Studio .NET2003付属のMSDNドキュメント用,.NET Framework1.1SDK付属のMSDNドキュメント用の3種類。それぞれ約123Mバイト,約123Mバイト,約65Mバイトある。パッチを適用すると,ドキュメントの記述の誤りが修正されるだけではなく,5000以上のサンプル・コードが追加される。

(日経ソフトウエア)