マクロメディアは8月25日,Webアプリケーション開発ツールの新版「Macromedia ColdFusion MX 6.1」を発売する。Macromedia ColdFusion MXは,独自マークアップ言語CFML(ColdFusion Markup Language)を使ってWebアプリケーションを開発し,自身が備えるサーバー上でそのまま実行できるのが特徴。開発したアプリケーションを,WebSphere Application ServerやBEA WebLogic Serverなど,他社のJ2EE(Java2 Platform,Enterprise Edition)アプリケーション・サーバー上でも実行できる。

 新版では,コンパイル/実行パフォーマンスを向上させたほか,インストール/移行手順,CFMLなどを強化。開発/運用のプラットフォームを増強して,従来のWindows NT 4.0(SP6a)/2000(SP3)/XP,Red Hat Linux 7.2/7.3,SuSE Linux 7.2/7.3,Turbolinux 8 Server,Solaris 7/8,hp-ux 11iに加え,Windows Server 2003,Red Hat Linux 8/9,SuSE Linux 8,AIX 4.3.3/5.1を新たにサポートした。

 中小規模向けのスタンダード版(従来のプロフェッショナル版を改称),同社のJ2EEアプリケーション・サーバーJRun 4を同こんした大規模向けのエンタープライズ版,エンタープライズ版の機能を30日間試用可能なトライアル版がある。価格はスタンダード版が30万円,エンタープライズ版が120万円。トライアル版は30日間試用を条件に同社のサイトから無償ダウンロード可能。30日間を過ぎると,ローカル上での開発/アプリケーション配布に限定したデベロッパー版として使えるようになる。

(日経ソフトウエア)