マイクロソフトは8月8日,.NET Frameworkの修正用ソフト「Microsoft .NET Framework Service Pack 2(SP2)」を同日から提供すると発表した。こちらでダウンロードできる。ファイル容量は約5.6MB。SP1で提供した修正点はすべて含まれている。

 SP2で新たに修正された点は,(1)Visual C#でデバッガを動作させたときにステップ実行がおかしい,(2)Windows 2000でASP .NETページの表示が遅い,(3)ASP .NETでIIS(Internet Information Services)からREMOTE_PORTサーバー変数を取得できない,など。.NET関連の開発者は,開発環境とユーザーの実行環境にSP2を適用することを検討すべきだろう。ただし,SP2は一度インストールすると,アンインストールはできないので,その点には注意したい。

(日経ソフトウエア)