マイクロソフトは3月20日,統合開発ツール新版Visual Studio(VS).NET日本語版の出荷を開始し,開発者支援サービスMSDN(Microsoft Developer Network)のMSDN Subscriber Downloadsサイトでのダウンロード提供を開始した(店頭販売は3月22日から)。これでようやくVS .NETの製品版が出たと思ったら,同日に .NET Frameworkの修正モジュール群(.NET Framework Service Pack 1)も提供開始。マイクロソフトが社運をかけるVS .NETと.NET Frameworkは波乱の幕開けとなった。

 .NET Framework Service Pack 1(.NET Framework SP1)は,.NET Frameworkの初期リリース(英語版など)で見つかった主にセキュリティ上の問題を修正するモジュール群。VS .NETまたは .NET Framework SDKがインストールされている環境に適用する。店頭で販売される日本語版パッケージを購入したユーザーも別途,.NET Framework SP1を入手して適用する必要がある。.NET Framework SP1の詳細やダウンロードに関しては,マイクロソフトのWebサイトを参照してほしい。

(日経ソフトウエア)