ネットワールドは,米VMwareが開発したエミュレータ・ソフトウエアの新版「VMware Workstation 3.0」の出荷を10月22日に開始する。Linux向けとWindows NT/2000向けのパッケージがあり,価格はいずれも4万3000円から。

 VMwareを使うと例えば,Linux上でWindows 2000を一つのアプリケーションとして動作させることができる。同時に複数のOSを動かす,OSのベータ版をインストールする,特定のOSでないと動作しないアプリケーションを利用する,アプリケーションの動作を検証する,などの用途に向いている。

 3.0は従来の2.0に対して,(1)Windows XP Professionalと同Homeに対応した,(2)USBに対応した,(3)DVD-ROM,CD-R,CD-RWに対応した,(4)最大256GBまでの仮想ディスクに対応した,などの改良を加えた。

 Windows NT4.0/2000/XP,Linux上で動作し,Windows 3.1/95/98/Me/NT4.0/2000/XP,LinuxなどのOSをインストールできる。

(日経ソフトウエア)