メトロワークスは6月8日に,Palm OS向けの開発ツール「CodeWarrior for Palm 7J」の出荷を開始する。価格は4万9800円。

 CodeWarrior for Palm 7Jは,C/C++言語を用いてPalm OS上で動作するアプリケーションを開発できる統合開発環境。Windows 98/2000/NTまたはMac OSで稼働する。ソニーが公開している独自仕様のSDKを含むため,ソニーのCLIE向けのアプリケーション開発にも使える。

 従来版6Jとの違いは,(1)Palm OS 4.0に対応し,4.0用のSDKを内蔵すること,(2)プラットフォームとしてMac OS 9.1に対応したことである。Palm OS 4.0は,パームコンピューティングが5月に出荷を開始したPalm m505とPalm m500,日本IBMが6月から出荷を開始するWorkPad c505が内蔵している。7Jからは,Windows 95とMac OS 8.1はプラットフォームのサポート対象外となった。

 同時に,Mac OS 8.5以降でJava,C,C++を利用できる統合開発環境「CodeWarrior Learning Edition for Mac OS 日本語版バージョン2.0」の出荷を開始する。価格は2万8000円。6月8日から6月30日までは,1万9800円で販売する。

(日経ソフトウエア)