同社が一次募集を開始したのは,3月15日17時すぎ。当初,申し込み数はあまりなかったという。ところがメーリングリストなどで情報が伝播するにつれ,申し込みがだんだん増加。「夜中の1時すぎには,もう一杯になってしまっていた」(担当者)。このため,16日朝に二次募集を実施することに決めた。「Linuxディストリビューションを持っていること,ライセンス契約の内容を最初に読んでもらうことなどの条件を付けたので,もう少し余裕があると思っていたが,Kylixを本気で使いたいという人が予想以上に多かった」と,担当者は喜びを隠し切れない様子だった。
もう一つの1300人の募集枠(5月開催予定のイベント「Kylix Day」に5000円を支払って3月30日までに申し込めばベータ版を入手できる)はまだ余裕がある模様だ。確実にKylixベータ版を入手したいのなら,こちらを申し込むほうがよいかもしれない。