東芝アドバンストシステムは2月21日,XML(Extensible Markup Language)文書作成用エディタの新版「XML Spy3.5 Box版」(開発はオーストリアAltova)を出荷開始した。価格は5万2000円(1ライセンス)。

 XML Spyは,XML文書を作成/編集するためのエディタ。新版では,Web技術の標準化機関W3C(World Wide Web Consortium)が,2000年10月24日に勧告候補(Candidate Recommendation)として公開したXML Schema仕様(詳細はこちら)に対応した。これにより,XML Schemaに準拠したスキーマをビジュアルに設計できるという。また,FTPやHTTP(HTTPS)などを用いたファイルへのアクセスやマイクロソフトの構成管理ツールVisual Source Safeのリポジトリをサポートするなど,他のシステムとの連携機能を向上させた。

 同社のWebサイトから,30日間限定のシェアウエア試用版が無償ダウンロードできる。30日間以上使う場合はライセンス使用料2万8000円が別途必要だ。この場合,Box版に同こんするCD-ROMは付かない。

(日経ソフトウエア)