eMbedded Visual Basic 3.0とeMbedded Visual C++ 3.0は,それぞれVisual BasicとVisual C++のWindows CE版であり,「eMbedded Visual Tools 3.0日本語版」として配布されている開発ツール(関連記事はこちら)。同社のWebサイトでCD-ROMの郵送を申し込めば,送料(14ドル95セント)で入手できる。開発ツールに関するドキュメントはこのCD-ROM内に収められているが,今回Webサイトで公開されたことにより,CD-ROMを入手する前に詳しい情報を読めるようになった。
またADOCE 3.1は,Windows CE向けに開発されたデータ・アクセス・コンポーネント。Windows 9x/NT系で利用するADOのサブセットになっており,ADOの構文をほぼそのまま使用してアプリケーションを開発できる。デスクトップ・パソコンに格納されたリモート ・データベースに加えて,Windows CE搭載マシンに格納されたローカル・データベースにアクセスできる。公開されたドキュメントでは,ADOとの違いやデータ変換方法などが読める。