グーグルは7月14日から、地図情報サービス「Googleマップ」(http://maps.google.co.jp/)および地域情報検索「Googleローカル」(http://local.google.co.jp/)の日本版の試験提供を開始した。
これまでグーグルは、同サービスを米国、カナダ、英国向けに提供してきたが、今回の日本版の提供開始によって、日本の地図の検索を日本語でできるようになった。さらに、表示された地図上で、レストランなどの情報を探したい場合は、「ローカル検索」のタブを選んで、検索したいキーワードを入力すればいい。
ローカル検索では、特定地域にあるお店を検索できる。例えば、「ラーメン」「六本木」と入力すると、六本木近辺の地図と、そのエリア内にあるラーメン店が一覧表示される(写真)。
飲食店だけでなく、美容室やガソリンスタンド、病院といった店舗や建築物の情報の表示に対応している。店舗の営業時間や連絡先も参照できる。これは、NTT番号情報のタウンページや、Googleが既に自社の検索エンジンでインデックス化してある情報と、地図検索技術を組み合わせたものだ。
グーグルでは今後、現在地から目的地までの経路を表示する機能の日本語対応や、店舗の評価も一覧できる機能、そして航空写真の解像度の向上など、一層の機能強化を進める予定だ。
◎関連情報
◆Google