コンピュータ・アソシエイツ(CA)は2002年11月20日,企業内に分散する複数マシンのストレージ資源における稼働状況を把握/分析するためのソフト「BrightStor Storage Resource Manager 6.3」(SRM)を発売した。

 SRMは,ストレージごとのアクセス頻度や空き容量などを,表やグラフ形式で表示する機能を備え,稼働状況の分析や将来予測などに役立てることが可能。ストレージ容量の増加傾向などの分析結果から投資計画などにも応用することができる。出荷は12月2日,価格は30万円から。

 主な機能は,アプリケーションごとのストレージ使用率や,基幹システムが利用しているストレージの空き容量の監視,ストレージの時系列のデータ容量の変化などを視覚的にグラフで表示する機能など。将来的には,この分析結果をもとにストレージ資源を追加した場合のアプリケーションごとの自動割り当てなどを可能とするポリシー・ベースのストレージ管理ソフトを用意する計画である。

 稼働OSは,Windows NT 4.0/2000。管理対象となるマシンのOSは,Windows NT 4.0/2000/XP,Solaris,hp-ux,AIX,Red Hat Linux。

(小川 計介=BizTech編集)