日本オラクルは2002年6月3日,企業のデータベース(DB)を遠隔から管理・監視代行するサービス「OnlineDBA」を開始した。システムの障害などに対し,同社の専門技術者が24時間体制で対応する。OnlineDBAは,同社のリレーショナル・データベース管理システム「Oracle 9i Database」などが備える,障害の発生や拡大を防ぐ監視ツールを利用する。

 主な顧客として,大規模システムを運用する企業を想定している。顧客企業はこのサービスの導入によって,システム管理者を24時間態勢で常駐させる必要が無くなるという。今後1年間で10社との契約を見込む。料金は年額500万円程度から。

五十嵐 俊輔=BizTech編集)