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IPAの9月ウイルス調査,Nimdaの影響で実害率が上がる

中田敦 2001/10/05 日経SYSTEMS

 情報処理振興事業協会(IPA)は2001年10月5日,2001年9月のコンピュータ・ウイルス届出状況を発表した。9月に発生した「W32/Nimda」の届出件数は323件で,実害率が67.5%と非常に高かった。そのため届出全体(2238件)の実害率も22.8%と,2001年の月間としては最高の数字となった。

 W32/Nimdaは,OutlookやOutlook Expressでメールを閲覧するだけでなく,Internet ExplorerでWWWサイトを閲覧するだけで感染する。そのため,W32/Nimdaの実害のうち約半数にあたる113件が,WWWサイトを閲覧することによる感染だった。

 9月の届出の中で最も多かったのは,「W32/Sircam」(704件),その次が順に,「W32/Nimda」,「W32/Hybris」(322件),「W32Magistr」(299件)だった。ウイルスの感染経路は,「メール」が1454件(65%),「海外からのメール」が226件(10%),「ダウンロード(Webサイトの閲覧を含む)」が211件(9.4%),「外部からの媒体」が54件(2.4%)だった。

 なおIPAでは,W32/Sircamが10月16日になると感染したパソコンのCドライブのすべてのファイルとディレクトリ削除する動きをとることから,このウイルスに対する警告を改めて発している。

中田 敦=ニュース編集部)

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