これに対してほかの通信事業者は,「NTT法やNTT再編成の趣旨を踏まえれば,NTTコミュニケーションズが提供すべきサービスだ」(KDDI)などの反対意見を述べた。Lモードの想定ユーザーの代表として出席した主婦連も,「(東西NTTが)Lモードを独占的に提供して料金が高止まりすることは困る」と注文を付けた。このように早期のサービス開始を狙う東西NTTと,Lモードに反対意見もしくは改善要望を出した両社以外の出席者とが対立し,公聴会は紛糾した(詳細は日経ニューメディア2001年3月12日号に掲載)。■
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