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解説:フジテレビがCS番組を多メディア展開,キー局で売上高トップの実力試される

2005/07/29

 フジテレビジョンは,CS放送で流した番組をインターネットを使って,いつでも好きな時に視聴できるVOD(ビデオ・オン・デマンド)の形式で配信し始めた。NTTコミュニケーションズやソニーコミュニケーションネットワーク,BBケーブル,KDDIなどのパソコンやテレビ受像機を対象とするVODサービスを通じて,1本210円で配信する。フジテレビによる新たな多メディア展開への挑戦が始まった。

 フジテレビがこれまで取り組んできたのは,地上波放送を起点とする多メディア戦略の推進だ。「デジタル・コンテンツ・ファクトリー」を標榜し,様々なメディアに番組を展開してきた。まず自社で制作した番組を自らの地上波放送で流すほか,同時に系列局でも放送する。次に自ら再放送したり,ほかの地方局などに番組を販売したりする。続いてDVDなどの形でパッケージ化し,最後にCS放送で流す。このように番組を公開するメディアを次々と変えることで,収入源の多様化を図ってきた。それが今回のVODサービスでは,様相が異なる(詳細は日経ニューメディア2005年8月1日号に掲載)。

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