CATV(ケーブルテレビ)大手のケーブルウエスト(本社:大阪市中央区,社長:松本正幸氏)は2005年7月26日,松下電器産業が開発したケーブルモデム内蔵のデジタルSTB(セットトップボックス)の本格的な導入を同日に開始したと発表した。このデジタルSTBに同軸ケーブルを接続するだけで,松下電器が提供しているテレビ受像機向けの情報提供サービス「Tナビ」を利用できる。これまで加入者が従来のSTBでTナビを利用する場合は,STBのLAN端子にケーブルモデムを接続する必要があった。ケーブルウエストは今回Tナビを容易に利用できる環境を整備することに合わせて,Tナビを介して提供している地域情報を充実させる。これにより,新規加入者の獲得につなげる狙いである(7月26日発表)。