総務省は2005年7月5日,関西電力の通信子会社であるケイ・オプティコムに対して,個人情報漏えいの再発防止に努めるように行政指導した。ケイ・オプティコムは,同社の通信サービスを利用する約1万2000人分の個人情報を記録したHDD(ハードディスク駆動装置)を5月に紛失していた。総務省はケイ・オプティコムからそれまでの個人情報の管理方法などについて報告を受けたうえで今回,管理体制が「個人情報保護法」などに違反していたとして文書により厳重注意した(7月5日発表)。