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解説:関西で本格的に始まったトリプルプレー市場を巡る「CATV対FTTH」の競争

2005/06/24

 関西電力系のCATV(ケーブルテレビ)事業者であるケイ・キャット(K-CAT,本社:大阪府枚方市,社長:片山徹氏)は2005年7月から,同じ関電系のケイ・オプティコム(本社:大阪市北区,社長:田邉忠夫氏)のFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)回線を使って提供している有線役務利用放送サービス「K-CAT eo光テレビ」の提供エリアを拡大する。新たに55市町村をエリアに加え,合計108市町村でサービスを提供する。新エリアでは6月11日に,加入申し込みの受け付けを始めた。

 eo光テレビはFTTH回線経由で,地上アナログ放送と地上デジタル放送,BSデジタル放送の再送信サービスや,CS放送などの専門チャンネルを楽しめる多チャンネル放送サービスを提供するものである。最大で約120チャンネルを視聴でき,現行のCATV事業者が自社網を使って提供している放送サービスとほぼ同じ内容になる。K-CATは今回のエリア拡大で,ケイ・オプティコムのFTTHサービスのエリア(176市町村)でのeo光テレビの世帯カバー率を一気に71%まで高める(従来は30%)。これにより,これまで既存のCATV事業者のエリアを避けるように提供してきた同サービスを,他事業者のエリアでも提供することになった(詳細は日経ニューメディア2005年6月27日号に掲載)。

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