松下電器産業は2005年6月13日,家庭のデジタルテレビ向けに提供しているコンテンツ配信サービス「Tナビ」を普及させるため,CATV(ケーブルテレビ)事業者向けのコンテンツ作成支援サービスを強化すると発表した。松下電器は現在,自社製のデジタルテレビやCATV向けデジタルSTB(セットトップボックス)などにTナビ機能を標準で搭載している。このうちデジタルSTBを導入したCATV事業者を対象に今回,地域情報などを載せたサイト作りを支援するサービスを強化することにした。具体的には,地域の店舗情報やCATVのコミュニティーチャンネルの番組情報などを掲載したポータルサイトの作成を支援する。現在CATV事業者24社がこの支援サービスを利用しており,2006年3月までに合計50社に増やしたいとしている(6月13日発表)。