NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2005年4月12日,カメラ付き携帯電話機で撮影した写真や動画をネットワーク上のサーバーに蓄積できるサービス「ケータイcocoa」を2005年夏に開始すると発表した。NTTドコモが提供する第3世代移動通信サービス「FOMA」用の端末に対応する。このサービスを使えば,端末のメモリー残量を気にせずに撮影できるようになる。利用に当たっては,専用のソフトウエア(iアプリ)を携帯電話機にダウンロードする必要がある。利用料は未定である。

 NTT Comは商用サービスの開始に先駆けて,4月12日に試験サービスを開始した。試験サービスでは,1ユーザーにつき最大100Mバイト分のデータを保存できる。ただし,利用できる端末は当初,「SH900i」と「SH901iC」に限られる。これ以外のFOMA端末には,順次対応していく予定である(4月12日発表)。