NTT東日本は2005年1月26日,加入電話と同じ「0AB-J番号」を使えるIP電話サービス「ひかり電話」を,戸建て住宅用のFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)サービスの加入者を対象に,2月1日から提供すると発表した。伝送容量が1Gb/sの光ファイバー回線を複数のユーザーで共用するFTTHサービス「Bフレッツ ハイパーファミリータイプ」の加入者が対象になる。これまでは集合住宅用のFTTHサービスの加入者しか,ひかり電話を利用できなかった。提供は東京都と神奈川県,千葉県の1部地域で2月1日に開始し,その後東日本全域で利用できるようにする計画である。

 ひかり電話の月額基本料は525円で,固定電話向けの通話料は3分間8.4円(全国一律)である。4月からは,基本料に1344円~5040円分の通話料を含めた準定額制メニューも提供する予定である。また,NTT東日本は2月1日から,「Bフレッツ ハイパーファミリータイプ」と「Bフレッツ ニューファミリータイプ」の月額利用料を現行の4725円から4305円に引き下げる(1月25日発表)。