電子情報技術産業協会(JEITA)は2005年1月25日,地上デジタル放送受信機の2004年12月の国内出荷実績を発表した。出荷台数は32万7000台と,2004年11月に比べて61.5%増加した。2004年の年末商戦と地上デジタル放送1周年に伴う様々なイベント開催などが出荷台数を大幅に増やす原動力になった。この結果,地上デジタル放送受信機の2004年の年間出荷台数は166万6000台となった。

 2004年12月の出荷台数を端末形態別にみると,31万8000台がチューナー内蔵テレビで,残りが外付けチューナーだった。チューナー内蔵テレビの内訳は,液晶テレビが21万3000台,ブラウン管テレビが5万2000台,プラズマテレビが5万4000台だった(1月25日発表)。