インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は2004年12月15日,パソコンを使って通話できるIP電話サービス「So-net フォンP’」を提供すると発表した。ブロードバンド(高速大容量)回線を通じてSCNのインターネット接続サービスを利用しているユーザーを対象に,12月16日に提供を始める。ユーザーには「050」ではじまるIP電話専用番号を割り当て,NTT東西地域会社の加入電話などとの通話も可能にする。月額基本料は,1番号ごとに294円である。通話料は,SCNと同社が提携するISPのIP電話ユーザーへの発信は無料で,加入電話などへ発信した場合は有料になる。また,最大4人まで同時に通話できるテレビ電話機能などを追加料金なしで利用できる(12月15日発表)。