電子情報技術産業協会(JEITA)は2004年11月18日,地上デジタル放送受信機の10月の国内出荷実績を発表した。10月の出荷台数は15万8000台と,9月に比べて19.5%増加した。関東広域圏で9月22日に地上デジタル放送の電波出力の増強に伴って提供エリアが拡大したことなどがプラス要因となり,9月から2カ月連続で出荷台数が増えた。

 端末形態別の内訳をみると,15万4000台がチューナー内蔵テレビで,残りが外付けチューナーだった。この結果,10月末の累積出荷台数は163万2000台となった。チューナー内蔵テレビの中では,液晶テレビが10月と比べて19.4%増加の9万2000台,ブラウン管テレビが同14.2%増加の3万2000台,プラズマテレビが同20.8%増加の2万9000台だった(11月18日発表)。