東京電力は2004年8月25日,自社の集合住宅向けFTTH(Fiber To The Home)サービス「TEPCOひかり・マンションタイプ」において,棟内にLAN配線を敷設した集合住宅を対象とした新メニュー「イーサプラン」を,9月1日から提供すると発表した。ユーザーは,東電の光ファイバ回線に棟内LANを介して接続することで,上り下りとも最大伝送速度が100Mb/sのインターネット接続サービスを利用可能になる。現行メニューである「VDSL(超高速ディジタル加入者線)プラン」(既設の電話回線を使用)の場合,最大伝送速度は下りが57Mb/s,上りが33Mb/sにとどまった。

 新メニューに対応するインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)は,ドリーム・トレイン・インターネット,ソニーコミュニケーションネットワーク,ニフティ,NECの4社である。各社の対応サービスの月額利用料(アクセス回線料込み)は,3727円~3885円となる(8月25日発表)。