電子情報技術産業協会(JEITA)は2004年8月18日,移動電話機(携帯電話機とPHS電話機)の6月の国内出荷実績を発表した。総出荷台数は405万4000台で,前年同月に比べて16.9%の減少となった。2004年1月以来,6カ月連続で前年実績割れが続いている。しかし,単月の出荷台数では3カ月ぶりに400万台を回復した。

 JEITAは出荷台数が400万台を超えた理由について,「パケット通信サービスの定額料金の実現などによって,第3世代移動通信(3G)サービスの利便性が認められ始め,3G対応携帯電話機の出荷が伸びてきたため」とみている(8月18日発表)。