KDDIは,「CDMA2000 1xEV-DO」方式に対応した第3世代移動通信(3G)サービス「CDMA 1X WIN」において提供している定額制パケット通信サービス「EZフラット」の料金体系を,2004年8月1日に変更する。現行のEZフラットは,携帯電話インターネット「EZweb」の電子メールやWeb接続の利用に限定して,パケット量に関係なく月額4410円(税込み,以下同じ)の定額制で提供している。

これを,4万パケットの利用までは月額2100円とし,4万~8万4000パケットまでは1パケット当たり0.0525円を課金する従量制料金とする。8万4000パケットを超えた場合は,EZフラットと同じ月額4410円の使い放題にする。こうした料金体系に変更するとともに,サービス名称も「ダブル定額」に変える。実質的な料金引き下げといえ,それほどのヘビーユーザーでなくてもメリットがある料金体系となる(詳細は日経ニューメディア2004年6月28日号に掲載)。