ケーブルテレビ(CATV)統括運営会社の「関西ケーブルネット」(本社:大阪府東大阪市,社長:山下元雄氏)とCATV事業者の「大阪セントラルケーブルネットワーク(本社:大阪市中央区,社長:松本正幸氏)はこのほど,松下電器産業が提供しているテレビ受像機向けのインターネットサービス「Tナビ」の仕組みを使った地域生活情報サービスを開始した。関西ケーブル傘下のCATV事業者5社と大阪セントラルケーブルのディジタルCATVサービスの加入者を対象に,松下電器のCATV用ディジタルSTB(セットトップ・ボックス)を使って提供する。現在これらの6社は,Tナビで提供されている全国規模の生活情報サービスに加えて,CATV事業者ごとに地域密着型の「電子ちらし」や「行政情報」などの独自のサービスを提供している。