「BSデジタル放送推進協会」(BPA)は2004年6月10日に,ディジタルBS放送の普及予測結果を発表した。予測結果によると,視聴可能世帯数は2006年3月末に1000万世帯を超え,1073万7000世帯になる見込みである。その後,テレビの買い替えとともに普及が進み,2007年3月末には1454万4000世帯にまで増えると推定している。

この視聴可能世帯の中にはディジタル地上波放送だけを見る世帯も含まれるが,BPAは2006年3月末時点で視聴可能世帯数と実際の視聴世帯数との差はそれほど開かないと予測している。ディジタル放送に関心のない世帯が全体に占める割合は低いため,「ディジタルBS放送の視聴世帯は間違いなく1000万世帯を超える」(BPAの瀬下英雄理事)と自信をみせる(6月10日発表)。