第3世代移動通信(3G)サービスの利用者数が,世界で1億人を突破した。米QUALCOMMの最新の調査結果によると,2004年3月末に1億787万人に達したという。移動通信事業者が採用しているシステム別にみると,日本でKDDIと沖縄セルラー電話が採用している「CDMA2000 1x」方式のサービスの利用者が9680万人と他を圧倒している。日本ではNTTドコモとボーダフォンが採用している「W-CDMA(欧州ではUMTS)」方式のサービスの利用者は431万人だった。なお,世界で最も普及しているGSM方式に対応した第2世代携帯電話の利用者数は10億人を突破している。