電子情報技術産業協会(JEITA)は2004年3月10日,移動電話機(携帯・自動車電話機とPHS電話機)の1月の国内出荷実績を発表した。総出荷台数は298万3000台と,15カ月ぶりの減少となった。また総出荷台数が300万台を割り込んだのは,2002年2月以来,23カ月ぶりである。

 出荷実績の内訳をみると,携帯・自動車電話機は293万5000台と,2003年12月実績(467万5000台)より174万台の大幅な減少となった。PHSの出荷台数は4万8000台で,2003年11月以来,減少傾向が続いている。1月の出荷が不信だった要因をJEITAは,「主に年末商戦の反動で,第2世代携帯電話機の販売が不振だったため」とみている(3月10日発表)。