インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)大手のニフティは2003年9月2日,企業を対象としたテレビ会議サービス「Eyeball Meeting」を同日に開始したと発表した。ADSL(非対称ディジタル加入者線)やFTTH(Fiber To The Home)などのブロードバンド(高速大容量)回線でインターネットに接続している企業を対象に提供する。簡易ビデオカメラなどを接続したパソコンを使って,会議に参加する社員などの表情をWebブラウザー上に表示し,会話や資料の共有などができる。同時に会議に参加できるのは30人までだ。月額利用料は6000円(3人分のアカウントを提供)からである。新サービスは原則的にニフティのインターネット接続サービスかコンテンツ利用サービスの会員を対象に提供するが,会員以外も利用できるようにゲスト参加用のアカウントも月額2000円で発行する(9月2日発表)。

日経ニューメディアのホームページへ