ソニーや松下電器産業,米IBM,米Microsoftなど世界のIT関連企業17社は2003年6月24日(米国時間)に,家庭内ネットワークに接続されたテレビ受像機やパソコン,PDA(携帯型情報端末)などの間で音楽や映像コンテンツを共有するための技術的なガイドラインを作成する「Digital Home Working Group」(DHWG)を設立したと発表した。参加各社は2004年半ばまでに,ガイドラインに準拠した製品の発売を目指す。

 対象になる製品はテレビ受像機やパソコン,PDAのほか,DVDレコーダーやプリンター,オーディオシステム,プロジェクター,携帯電話機などである。ガイドラインに準拠している機器であれば,簡単に相互接続できるようにする。ガイドラインではIPや「UPnP」(Universal Plug and Play)など既存の標準技術をベースに,商品設計で必要になる各種仕様を作成する予定である。■

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