電力系の第一種電気通信事業者であるパワードコムは2002年12月17日,次世代インターネット・プロトコルを使う「IPv6インターネット」とエンド・ツー・エンドでIPv6パケットを送受信できる「IPv6ネイティブサービス」を,同日に開始したと発表した。同社はこれまで,IPv4対応サービスの付加サービスの形態でIPv6の利用を可能にしていた。これに対して今回のサービスは,IPv6専用となる。サービスエリアは東京都と大阪府,名古屋市で,アクセス回線には最大伝送速度が10Mb/sのイーサネット回線を使う。利用料金は月額49万8000円であり,現行のIPv4対応のインターネット接続サービス「Powered Internet 10-G」と同じにした(12月17日発表)。

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