クロスウェイブ コミュニケーションズ(CWC,本社:東京都千代田区,社長:鈴木幸一氏)は2002年10月23日,同社の企業向け通信サービス「広域LANサービス」に,11月1日からオプションメニューとして「QoS(Quality of Service)サービス」を追加すると発表した。広域LANサービスのユーザーがデータの重要度や即時性などの要望に応じて,データの送受信を優先制御することが可能になる。必要とされるQoSのレベルに応じて,「QoSプレミアム」と「QoSスタンダード」の2種類を用意した。これにより,「VoIP」技術を使ったIP電話やマルチキャスト配信なども実現しやすくなる。CWCは,「イーサネット方式の通信サービスでこうした通信品質制御機能を提供するのは日本で初めて」としている(10月23日発表)。■

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