NTT東日本とマイクロソフト(本社:東京都渋谷区,社長:阿多親市氏)は2002年6月5日,米Microsoftが2002年中に実用化する予定の次期Windows Mediaテクノロジー「Corona」(開発コード名)と,NTT東日本のFTTH(Fiber To The Home)サービス「Bフレッツ」を組み合わせたストリーミング配信を,6月6日に開始すると発表した。第一弾として,Coronaに対応した配信速度が約6Mb/sの高精細度映像(5.1chサラウンド対応)を,6月6~7日に東京都内で開催される「Streaming Media Japan 2002」会場内の「Microsoft Broadband Theater」向けに,Bフレッツを使って配信する。第二弾としては,東京都内の家電量販店など数カ所にCorona対応の高精細度映像を配信し,数多くの人が試聴できるようにする予定である。

 両社は今回のストリーミング配信を通じて,Bフレッツなどのブロードバンド(高速大容量)サービス経由でディジタル・コンテンツを楽しめる「ブロードバンドホームシアター」の体験機会を提供する。また,ブロードバンド・コンテンツの流通を実現するための技術検証なども行い,早期に市場を立ち上げたい考えである。

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