NTTPCコミュニケーションズ(本社:東京都港区,社長:川守祐市氏)は2002年5月8日,インターネットで利用されているドメイン名の登録・運用サービス「名づけてねっと」において,他事業者が管理しているドメイン名を移管できる「レジストラ変更サービス」を開始したと発表した。また同日に,「.co.jp」や「.ne.jp」などで終わる「属性型・地域型JPドメイン名」の登録サービスも新たに開始した。

 NTTPCが2001年4月に開始した「名づけてねっと」では,「.jp」で終わる「汎用JPドメイン名」と,「.com」「.net」「.org」で終わるドメイン名(gTLD),「.biz」や「.info」で終わるドメイン名(新gTLD)などをオンラインで登録できる。今回のレジストラ変更サービスでは,ほかのドメイン登録事業者(レジストラ)が運用している既存の汎用JPドメイン名や属性型・地域型JPドメイン名,gTLDを移管できるようにした。例えば,海外のレジストラでドメイン名を登録・運用しているユーザーが今回の新サービスを利用すれば,日本語で事務手続きを行うことなどが可能になる。利用料は汎用JPドメイン名指定事業者を変更する場合で,手数料が2000円(1事業者ごと,請求書支払いの場合)などとなる。

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