日本レコード協会は2002年4月18日,不正コピー防止技術を組み込んだCDであることをパッケージに表示する際の統一基準「複製制御CDの表示に関する運用基準」を作成したと発表した。「コピーコントロールCD」という名称とその統一マークを,シールなどの形でCDのパッケージに表示する。またコピー防止の内容を文章や図で説明する際の表記の仕方も規定した。例えばCD-RやMD,パソコンのハードディスク駆動装置(HDD)など,コピーを禁止するメディアの種類を表示する方法や,パソコンやゲーム機など再生機を限定する場合の表示の仕方などを定めた。こうした対策によってレコード協会は,CDの不正コピー防止に本腰を入れる(4月18日発表)。■

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