丸紅は,短距離無線方式「Bluetooth」を使ってエリア限定で提供する最大伝送速度1Mb/s程度の公衆データ通信サービス「ホット・スポット・サービス」を,2002年4月に開始する。

 インターネット接続用の無線アクセス・サービスであり,同社が筆頭株主となっている通信事業者のグローバルアクセスが持つ首都圏と名古屋,大阪を結ぶ基幹ネットワークと,これらの三大都市部の環状ネットワークを活用して提供する。こうしたネットワークをバックボーンとして,都市部の店舗や喫茶店,主要鉄道の駅舎などの利用エリアまでADSL(非対称ディジタル加入者線)による常時接続回線を敷設し,エリアごとにBluetooth対応の基地局を敷設する。

 利用料金は未定だが,エリア内では月額1000円以下の低料金で,インターネットなどに常時接続できるサービスが提供されることになりそうだ。

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