ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC(C&W IDC)は2001年2月27日,インターネット・バックボーンやダイヤルアップ用のアクセスポイント,課金・請求システム,ユーザー・サポートなどのインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)事業に必要となる機能を提供する「バーチャルISPサービス」を,2001年3月1日に開始すると発表した。ISP事業への参入を計画する企業や,コンテンツ・プロバイダなどに提供する。これらの企業が新サービスを利用すると,自前の通信設備やサポート体制を整備しなくてもISP事業を行うことができる。

 新サービスでは日本の約150カ所,海外の約4000カ所のアクセスポイントが利用できるほか,電話や電子メールによるユーザー支援サービスや利用料金の請求・回収業務などを代行する。利用料金は,ユーザー企業がC&W IDCの設備などを利用する規模に応じて個別に見積もる(2月27日発表)。■

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