WOWOWは,ディジタルBS放送の直接受信とケーブルテレビ(CATV)経由を合わせた視聴世帯数が,2002年3月末で495万に達するとの予測を明らかにした。内訳は直接受信が315万で,CATV経由が180万である。放送開始から500日弱で、業界が目標に掲げる「1000日で1000万世帯」の中間に達する計算になる。

 WOWOWの調べによると,2000年12月末時点のディジタルBS放送の視聴世帯数は合計105万(直接受信が25万,CATV経由が80万)である。2001年1月~3月期には直接受信が40万,CATV経由が20万増えて,2001年3月末の視聴世帯数は合計165万に達する見通しという。一方,2001年度(2001年4月~2002年3月)の新規視聴世帯については直接受信が250万,CATV経由が80万の増加と予測した。また現在,大半がアナログに変換された番組を視聴しているCATV経由の視聴世帯については,2001年度はディジタルCATV受信機の供給不足が解消することなどから80万の増加と予測した。■

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