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HTMLメール受容派が6割近くに増加

カレンとアイブリッジの共同調査、広告媒体として有望に

2002/06/05

 「HTMLベースのメールマガジン購読者の割合が、6割近くにまで増えている」――。ネットマーケティング支援のカレン(東京都千代田区)とネット広告のアイブリッジ(大阪市福島区)が共同で行ったアンケート調査で、HTMLメールの利用実態が明らかになった。

 この調査は、アイブリッジのオプトインメールである「フルーツメール」のユーザーを対象に、5月13日に実施した。回答数は3000。

 その結果、「HTMLメール」という言葉を知っていた回答者は、全体の83.8%。日常的にメールマガジンを読んでいる回答者のうち、HTMLメールを受け取っているのは57.5%、HTMLメールを好きと答えたのは26.3%だった。HTMLメールを嫌いと答えた回答者の割合は14.7%で、どちらとも言えないが59.0%だった。

 HTMLメールに関しては、受信に時間がかかる、メールソフトによってはうまく表示できないなどの理由から、受信を嫌がるネットユーザーが少なからずいた。例えば、ネット調査会社のアクトクリエイション(静岡市)が2001年10月に行った調査では、「HTMLを絶対に受け取りたくない」とした回答者が約3分の1を占めた。こうした状況から一部の企業は、テキストメールに比べて表現力の優れたHTMLメールを、広告媒体などに積極的に活用することをちゅうちょしていた。

 接続環境別に見た結果では、ダイヤルアップでネットに接続しているユーザーの53.2%がHTMLのメールマガジンを受け取っているのに対して、ADSLのユーザーではその割合が59.9%に上昇した。また、HTMLメールを好きと答えた割合も、ダイヤルアップでは20.9%だが、ADSLでは29.6%になった。

 調査を実施したカレンの西田徹取締役は「韓国ではメールマガジンのほぼ100%が、米国でも約半分がHTML化している。調査結果から見ても、ブロードバンドの普及と共にHTMLを受け入れてくれるネットユーザーが日本でも急増するのは確実だ」としている。

(河野修己=日経ネットビジネス)

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